epilogue...風薫る

ここに来てからもう随分経った
あの頃馬鹿にしてたモノに
染まっているような気がして
ふと足を止めた

痛みや苦しみを避けたら
どこに行ったって変われはしない
こんな時いつも
奮い立たせてくれるのは

守りたいと思ったあなたの
風薫る青空のように
翳りのないその眼差し
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