君と月とキンモクセイ (feat. 結月ゆかり)

花の匂い思い出すのは
君と眺めた星のまたたき
ミルクティーのぬくもりだけで
何時間も話し続けていた

好きな曲や 好きな本や
好きな映画 好きなお菓子も
「大好き」だけ 全部連れて
大人になれたならいいけど
そうもいかないかな?

別れが辛くなるから
見送りはここまででいいよ
思い出溢れたあの樹にも別れ告げた
「サヨナラ」

香りが彩る秋月光る夜
別々の道をいくのさ明日からは
きっとまた会えると
キンモクセイが優しく揺れてる

花の匂い 思い出すのは
君と交わした言葉の匂い
ありきたりな会話全てが
僕の中光るよ 星空のように

落ち込んだ君 どこか求めて
僕だけ君の心の支え
なりたいなんて心の中で
思っていた僕はたぶん
ズルいやつだろう

隠れ家にしてた空き地に
綺麗なビルが建つってさ
思い出溢れたあの樹にも別れ告げた
「サヨナラ」

香りが彩る霜月光る夜
何度も何度も振り返り手を振る君
まぶたに焼きつけとくよ
キンモクセイが優しく揺れてる

帰り道開いた携帯には
君と過ごした日々が溢れていた
無邪気な笑顔見たら
「前を観なくちゃ」って思えたんだ

香りが彩る秋月光る夜
別々の道をいくのさ明日からは
きっとまた会えると
キンモクセイが優しく揺れてる
涙と笑顔染める秋の夜
×