シーン

空洞でたまらない胸抑えて
飛び出していた夜の街
一人

寝転がったり
無意味に走ってみたりして
人影がいつもより柔らかく見える

どこかでなぜか分からない
繋がり 感じて
それだけで安心する夜
どこかでなぜか分からない
愛より深いもので
満たされて帰る夜

泣いたままも気にしないで
飛び出していた夜の街
ひどい雨の中

びしょぬれでスッとステップ踏んだら
街と同化して
失うものを眺めながら
少しだけ未来に期待して

誰か同じ時を過ごしてる
姿は無くとも
それだけで安心する夜

どこかでなぜか分からない
繋がり 感じて
それだけで安心する夜
どこかでなぜか分からない
愛より深いもので
満たされて帰る夜
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