ワンルーム・セレナーデ

暁色に並ぶ
影だけうつす壁際
静けさ耐えれない指
シャツの裾あざとくしがみついた

散らばった哀しい言葉より
いとしい香り せまい部屋埋め尽くすから

ずっとずっと愛してしまいそうだよ
私のだって思ってしまいそう
優しさの意味 間違えたままで
心さえも砕ききれない
ワンルーム・セレナーデ

どうせさ いつものように
気持ちを試すみたいな
未熟な二人だから
笑って全部許す用意してた

運命を侮った私
まるで知らない人みたいな目をしてる君

ずっとずっと愛してしまわないように
またいつかって信じないように
淡い期待 余すことなく裏切ってよ
最後くらい傷つかせて
ワンルーム・セレナーデ

正しいサヨナラなんて
出るはずない答えを探して黙るくらいなら
切れそうな糸を繋ぐような言葉ほしかった

ずっとずっと愛してしまいそうだよ
私のだって思ってしまいそう
優しさの意味 間違えたままで
心さえも砕ききれない
ワンルーム・セレナーデ
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