水色星座

ぼくたちはきらきらと砕けてお別れです
冬の中、雪ときみとぼくで白い星座
嘘もつけない雪と手を繋ぎ
さよならきらきらと

全て誰かの恋だった冬が溶けてく
いつも光は忘れてくためにあるから

土星の輪、きらきらと砕けて、ぼくの指輪
ひとりきり、なれなくて、砕けて、海の光
永遠も今、夕陽から届き
過去だけ遠い国

雪はどれもが忘れてしまった永遠
きみはぼくらを見失うためにいるから

水色の星、ぼくらの星座の
心臓、一つだけ

愛が終わって、孤独になるまでの一瞬
ぼくら、雪より本当のことが言えるよ
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