Dawn for Lovers

随分と長い時が流れていた
透明な夜よ明けないでいて

静寂と喧騒に順に耳を奪われて
単純で曖昧な夜に足を攫われて
随分と長い時が流れていた
突然に降る雨で心まで濡れたなら

瞬間に目を閉じた
泡のような光たち
永遠に手を振った
凍えそうな青い星
早朝に目が覚めて
重ね合った腕の先
もう全部そう全部
風に乗って煌く灰
Dawn for Lovers
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