落chill

真っ逆さまにわたしは雲から
落ちる落ちる落ちる
心臓が息を止める
鍵をかけた机の中から
ひとつひとつひとつ
言葉を探している
プールサイドで君は無邪気に笑う
くるりくるりくるり
世界が回る音だ
真っ逆さまにわたしは雲から
落ちる落ちる落ちる
恋をしている

誰にも言えないのは
この気持ちを誰にも渡したくないから
終わることが怖くて
始めることすら出来なくて

水面が近づく
目を閉じる
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