Kaiju

カワセミが 青い弾丸となって 川面にきらめき翻るのを
白樺のそよぐ道 土埃上げて 小さくなる別れのトラックを
僕は見た

痩せた少年が 歯のない少女が 涙が出るまで笑うその様を
時には 朝陽に輝いた街が 燃えて焼けて消えそうになるのを
僕は見た

僕らは
Kaijuを創った Kaijuは知られた 言葉も通じない多くの場所で
情熱を注いだ 長い月日が経って Kaijuは あちこちで生きている

僕は知った

僕はKaijuだ Kaijuは君だ どこへでも行って さぁ暴れろ
どんな時代でも どんな時空でもひとっ飛び あざやかに生き続けろ

それは僕だ

それは君だ

僕はKaijuだ Kaijuは君だ 想像/創造の羽は 誰にも渡すな
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