愛は氷河のように

ほこり被った 窓辺のギター
奏でた季節が 色褪(あ)せてゆく
甘えたがりのおまえ 無口にさせた
俺の背中に 別れの足跡…
さめた視線の その先に
おまえは何を 見てるのだろう
愛は氷河のように
あぁ あぁ あぁ… 崩れてゆく

部屋に積もった 別れの理由(わけ)を
おまえの涙が 凍らせたまま
冷えた身体(からだ)を重ね しのいだ寒さ
過ぎたあの日が 幸せだったと…
さめた口づけ 交わしても
おまえの心 戻せはしない
愛は氷河のように
あぁ あぁ あぁ… 流れてゆく

さめた夜更けに 雪が散って
ふたりの明日(あす)を 白く染めても
愛は氷河のように
あぁ あぁ あぁ… 崩れてゆく
×