冬子

ふたりで暮らせる しあわせほしい
声をしのんで 泣いていた
男のわがまま 気ままな夢に
黙ってたえてた つくしてくれた
冬子 冬子の 泣きぼくろ

ひとりにさせたら 気がかりだけど
泣かせちゃいけない これ以上
闇夜に咲いてる 夕顔みたい
どこか淋しい おまえの笑顔
冬子 冬子は 白い花

別れてはじめて つらさを知った
港さすらい 酒を飲む
遠くはなれて しあわせ祈る
愛した女は おまえがひとり
冬子 冬子 こころ妻
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