Chururi

慣れてきたこの街にも 新しい暮らしにも
レトリバーは今日も「ゆりあん」で
駅前のコンビニは なぜかごった返してる
みんなあれこれ急ぎ足

遠いスクロール 液晶に映し出す
イヤフォン越し 笑い合う声達

愛する街から
君を想い出したら 会いたい 胸が「あ、痛い」
溢れ出すメロディー
口ずさむ唄
風の五線譜に乗って “今”を描いてゆく

ぼんやりと眺めてた 動き出す窓越し
バス停ではしゃいでる まるでいつかの僕ら
描いていたシナリオと 現実のストーリー
「まぁ、これはこれ」悪くないさ

とうに忘れてた 何気ないやり取りを
不意に見返す 送れなかった本音(メッセージ)

街から聴こえる
懐かしい人にばったりかと思ったら 新たな出会いも
またね手をふる
刻む足音(ステップ)が 暮らしを奏でる

愛する街から
君を思い出したら 会いたい 胸が「あ、痛い」
溢れ出すメロディー
口ずさむ歌
浮かぶイメージを掴む 忘れないこのときを

ぶつかって重なって 積み上げてくめくるめくハーモニー
風の五線譜に乗って 君を想いながら明日へ運んでゆく
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