ZYZY

ずいぶん 昔のことさ
生まれたばかりの おまえを
俺は嬉しくて 嬉しくて
抱きしめて 泣いた

海はとても ないでいた
春の潮風が 頬を撫で
水平線を 見つめて
俺は おまえを「WATARU」と呼んだ

まばたきする ほんの一瞬だ
あれから時は 過ぎた
お前は 立派な大人になり
男らしく なって いった

小麦色の肌の 長い黒髪のかわいい
かわいい 嫁さんを連れて やってきた
波打ち際を かけてく 二人を見つめ
俺は二つ目の 涙を流した

そして今 LaLa 生まれた
LaLa!!
パパとママに似て かわいい女の子
LaLa!!
あの時と同じ 海の香りがするよ
一の宮の海は キラキラ光ってる

水平線の向こうで 笑ってる
今はいない 親父とお袋
LaLa!!
初めまして 俺は世界一のZYZY
俺の名はZYZY お前のおじいちゃんだ
おれは3つ目の 涙を流してる

星降る夜に 永遠の 海がある
お前にも月道が 見えるかい
LaLa!!
パパとママと お月様にお祈りしたら
明日の朝 ZYZYとあの海へ行こう
太陽を追いかけ 歌を歌おう
やがて一番星が浮かぶまで
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