アイヴイ

息も忘れて仕舞う位にこころに絡まるアイヴイ
過去が絡み合って解けなくなってんだ

迷路の渦をなぞる手は繊細く冷えたまま人魚のように
激しくやさしくただ踊ってあたしを引っ張って止まらないの
何処へ向かってんだ教えてくれ

ただ曖昧にぼやかした感情に芽吹き花咲くように香る記憶は

息も忘れて仕舞う位にこころに絡まるアイヴイ
夢現あたしはバリアシオンに舞ってひとりきり
不確なムーンシャイニイ 月が街を溶くメランコリ
もう少しドラマチックに踊りたかったのに

映画の中じゃあない世界で自らを閉じたまま
人間のように正しく浅ましくただ笑って
あたしは正解が解らないの何が違ってんだ教えてくれ

また簡単にぼやかした感情に芽吹き花咲くように香る記憶は

息も忘れて仕舞う位にこころに絡まるアイヴイ
夢現あたしは三六五に舞ってひとりきり
不確なムーンシャイニイ 月が街を溶くメランコリ
もう少しロマンチックに歌いたかったのに

独にしないで

あの星はずっと前に消えて散ったその残骸に
夢現ひかって流線型を描いたさいごまで
あたしは何を描き何を残したい未来に

息も忘れて仕舞う位にこころに絡まるアイヴイ
夢現あたしはバリアシオンに舞ってひとりきり
不確なムーンシャイニイ 月が街を溶くメランコリ
あと少しドラマチックに踊らせてよアイヴイ
何かを解くようにあたしは歌ってんだ
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