風に舞う花びらが俺に問う
お前は咲くために何を食う
甘いもんばかりじゃ腰抜け
痛みなんざない、嘘つけ

淡い期待は夜に溶ける
追いつかない言葉が拳に消える
いつまで経ってもぼんくら
夢ならそのうち掴むさ

この間いつものように
瘡蓋を引っ掻いて剥がしたんだけれど
傷跡だけが増えて、
何も変わっちゃいなかった

いつだって満身創痍
とわいえ軟弱な俺の思想には
出口がなかったが
他の誰かが垂らすくもの糸

確かに無かったわ
俺らにはなにもかも
だけどそれでもよかったわ
だってお前らがいるだろ?
くさいよな、さむいよな
でもいつだって言葉にしなくちゃな
気づいたときには燃えかす
わかるだろ、いらないコンメンタール

汗水垂らせど徒労に終わる
為しても成らないことばかりだ
それでも歩みを止めない
だって隣にはお前

今にも泣き出しそうなお前の
背中を今でも覚えている
俺が負けそうなときは
肩を貸しなよ

愛の証明などはいらない
いつものようにさりげなく
存在意義なんてはなからいらない
ただ、あるようにあれや

日々にしなだれて
足どりが重い時でもさ
引っ張り回しとくれ
引っ張り回したるわ

愛していたのに飽きたら
捨ててしまうような僕らは
たいてい歪だ、あてにならんな
でも愛しいばかりだ

一切合切放り出したっていいよ
いつまでも俺が味方でいよう
約束なんか果たされなくとも
もういいだろ、
結んだことに大いに意味があんだ、

なんだ、今まで分からなんだわ
俺らは何もかも
だけどそれの方がよかったわ
だって答えは俺らの中から
見つけるもんだろ兄弟
お前もそう思うだろ、どうだい?
気づいたときには燃えかす
わかるだろ、いらないコンメンタール

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