めぐり逢い

深い緑の群れ 差しこむ光の波
触れた指先照らされ すべてが始まる朝

何も恐れることなどなく
強く抱きしめたなら
ぬくもりはまだそばにある?
君が欲しがってたかけらは
ここにないと気づいたから
結んだ糸ほどいただけ

空を埋めるほど 溢れる飛沫の渦
澄んだ風に溶けあい かすかな羽ばたきをきく

何も恐れることなどない
描き出した未来に
素直でいたかっただけ
静かに弧をなぞるその先で
偶然にめぐり逢う
そう信じてまた目覚める日よ

羽音を響かせて 今 君は鳥になる
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