演歌町

呑んで忘れる 恋もある
酔うて淋しい 酒もある
演歌 裏町 場末の夜は
通り雨さえ 泣いて降る

生きるしあわせ つかんでも
すぐに別れる 世のさだめ
人の情けと グラスの酒は
燃えたあとから 醒めてくる

露路のギターを 呼びとめて
唄に思い出 偲ぶ酒
胸に残るは まぼろしばかり
恋もむなしい 演歌町
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