無言

いつか言ったことは嘘だ
君は何処へだって行ける
ここは誰もいない通り
いつも息をしてた通り

好きな 名も知らない絵の
名を調べた時に
それが「悲しみ」だと知って
君に手紙を書いている

悪い事がまた
起きる時のために
手紙を書いている

悪い事がまた
起きる時のために
悪い事がまた
この日々に
起きる時のために

手紙を書いている
それが「悲しみ」だと知って
何処へだって行ける
誰もいない通り
息をしてた
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