Re:HOME

ただいまって言えるあの場所が
どれだけ自分を強くしたんだろう
柔らかな午後の陽だまり
ふと立ち止まって 振り返れば

あの頃に 交わした約束を 今でも抱くよ

時に笑顔を落っことしても
情熱を置き去りにした時も
寄り添ってくれる 温かさを

がむしゃらに頑張ってみても
それが何の意味を成さなくっても
おかえりって言葉 僕を包む

言葉の奥に秘めた「がんばれ」が
ずっと僕を 支えてるよ

もう大丈夫って言っても
どんだけ強がっても
時に一人じゃ 折れそうになる
だけど 立ち続けるよ
どんだけ暗くっても
時に刹那を慈しみ歩く

どれだけの強さをね 僕にくれたろう

桜の花がまた咲く頃
弾き上げた スクロール 遡ると
カメラフォルダに残る
淡く 眩しい日に写る
あの頃の残像 光る

鬼リピしてた あの曲を プレイバック
くだらない話 他愛もなく 暮れだす

何気なく過ごした日々
二度とは戻らぬこと気づかぬまま

言葉の奥に込めた 「またね」が
ずっと僕を 支えてるよ

心からありがとう 今更だけど
胸の奥底 騒めいている
君にしか言えないこと
吐き出せないこと
心が溢れ 泣きそうになる

どれだけの 弱さにね 打ち勝ってきただろう

やるせなく 物憂げな時も
虚しくて 空っぽな日々も
最初から歯車は 噛み合ってた訳じゃなく

すれ違いも 打ち明けるのに必要なマテリアル
違う景色 連れ出してくれたことも過去になる
何年経っても 色褪せずに

もう大丈夫って言っても
どんだけ強がっても
時に一人じゃ 折れそうになる
だけど 立ち続けるよ
どんだけ暗くっても
時に刹那を慈しみ歩く

どれだけの強さをね 僕にくれたろう

ただいまって言えるあの場所が
どれだけ 自分を 強くしたんだろう
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