繋ぐ

あなたにあえてよかった
空が繋いでいる
目を閉じて 朝のかげろう
もう遠くへ あなたの影を

はるか 彼方までの
わずかな 物語を
まだどこへ 行くのかすら
柔らかな 夢のようで
憧れたまま 見上げた雲を辿って

今 燦爛 輝いた ひとつの夢が
あまりに 眩しくて 笑ってしまうよ
颯爽と駆けてゆく 願いはいつか
この海に溶かして 飲み干してしまおう

積み上がってゆく 夢のかけら
淡く 輝いたままで
今は違う空 映している
変わりはしない、と信じている

いつもわからないことだらけさ
ふいに欠けてしまう輝きが
「当たり前の世界」を描く様
今を抱きしめたいと思うよ

焦がれて はぐれて 大人になっても
変わらない この願い もういちど

今 燦爛 輝いた ひとつの夢が
あまりに 眩しくて 笑ってしまうよ
颯爽と駆けてゆく 願いはいつか
抱きしめたまま この空に繋げよう
×