クソ気分ノイロウゼ

ハウスダストが宙を舞ってる
カーテンの隙間、光はプリズム

愛し合えないモーメント
クソ気分ノイロウゼ
ヘラヘラしてる間に淀む
幻想よりの貞操で

今日だってバラバラな思想は
頭が回らず寝室の隅っこで砕けちるんだろう

君が鼻歌を歌いながら
好きなあのバンドのシャツをたたむ
ような些細でもいい
現実はまだヌルい

なんてったって最愛でしょ?
思ってる事全部顔に出てんぞ
シラけた夜にも似合う悪口が心地よくて眠れそう

空きっ腹アブラまみれのイヤミで胃がもたれるよ
12ミリの煙の中でブツブツ言うのが仕事

最小限のエロい晩の万能性は恥をかく
愛してんぜ、バカによろしく

本当のことは分からない
もう分かりたくもない君の全部
そういう屁理屈じゃない言葉でうまく言えたらな

ハウスダストが宙を舞ってる
カーテンを揺らすあたたかいそよ風

セミダブル、ひとりの夜
生のエレキとしわくちゃのティーシャツ

何年だって最愛でしょ?
少しのズレいずれまぐれになるさ
ボヤけたお尻の白さが白々しいね

来世なんて信じない
ふたりの終わりが世界の終わりさ
遅れてやって来たんだ
孤独すぎる夢
声で覚めた、目は覚めた
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