こころ

まあいっか
あーもういっか
最初からどうせ独りだし
いっせーのせで羽ひらいてみても
こんなiじゃ愛も抱けない

ねえ、なんで
世界はどうして
大事なものほど形がない?
いっせーのせで目を開いてみても
こんな eye じゃ哀しか見えない

君の背中が今は遠いよ
飛びたかった理由すら忘れて
今日も空回り。

「じゃあね、じゃあね」
嘘つき
お願い君が止めてよ
「いいよ、いいよ、ああ、もういいよ」
ちぐはぐな僕は片羽の蝶
そっと頬が濡れて気付く
”哀しい”という感情(こころ)

ひとつ、ふたつ、雨の影
身を守る傘もないのに
遠く覆う雲突き抜けて
照らされたいなんて

あの日の夢が今は痛いよ
歩いてきた理由すら亡くして
ゆらゆら落ちる

まあいっか
あーもういっか
って諦められないのはなんで?
ああやっと聴こえた心の声
怒ってるんじゃなくて悲しいの

「じゃあね、じゃあね」
嘘つき
お願い君が見抜いて
「いいよ、いいよ、ああ、もういいよ」
素直になれない片羽の蝶
そっと頬が緩んで気付く
弱さは翼だ
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