君の逝く道

どれだけの道を歩み どれだけの崖を登り
どれだけの壁に震えたなら 夢はそこに見えたかい?

戻ることも出来たろう 拾い集めも出来たろう
いくつもの迷い 道の中でも 君は君らしく在り続けた

傷だらけになりながら 立ち向かう君を見て
指差し 嘲笑う事など 誰も出来ないはずさ

風の音が静かに聞こえる
耳を澄まして 目を閉じて
孤独を感じたトキ 君は一人じゃない

雨に打たれて泣いたのは 弱さを隠した訳じゃない
涙など雨に洗い流して 明日は晴れると信じたから

振り返る事も無く 生き急ぐ君を見て
引き止め 心を悟すなど 神も出来ないはずさ

記憶の隅に今でも置いてる
母の優しさ… 父の厳しさ
孤独に襲われても 君は一人じゃない
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