ビリビリ

あー 俺も時々あるよ この世のすべて
くだらないと思える
えっ どうせいつか死ぬのに
こんなことして果たしてなんの意味が?とか思う

だけどギターを弾いた時に
流星群を見た時に
春の風が吹いた時に
君の名前を呼んだ時に
美味しいものを食べた時に
前言撤回したくなる

心を駆け抜ける わずかなビリビリで
死ぬまで俺は生きていけるだろう
あらかじめ全てが
決められていたとしても
関係ない!と抱きしめてみせるから

あー 俺もいつも思うよ
こんなことやめて
だらだらだらだら暮らしたい
で もう一人の自分が
それが本当に果たして幸せなんか?と思う

生まれて来た理由を それぞれに探すけど
別に大した意味などないかも
ささやかでいいから 勘違いでいいから
素晴らしい世界だと思えたのなら

心を駆け抜ける わずかなビリビリで
死ぬまで俺は生きていけるだろう
あらかじめ全てが
決められていたとしても
関係ない!と抱きしめてみせるから

すすめ電気信号!神経回路の海を
そこに魂が在るとわかるだろう
残酷な世界で まだ知らない誰かと
泣いたり笑ったりしてもいいんだ
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