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消えてしまうんだ 僕が残した足跡は
塵になっちゃって いつしか誰かの酸素になって
ゆらゆら

富も名声も あったら今頃どうだろう
無いものばかりを 求めさまよう
君は笑っている ラララ...

Baby そんな幸せを ずっとずっと
どこまでも追いかけたいよ
白髪の数が増えても

Thirty 鏡の中の紛れもない僕は
ずっと遠くに来たような 歩き出したばかりのような
曖昧なままでそこに立っている

薄埃の夢 でたらめな宝の地図
なんだって欲しい いつからか手持ち無沙汰
僕は今さら

Baby どうか幸せに ずっとずっと
月並みの言葉を贈るよ

Thirty 信じた未来はどんなもんだっけな
もっと綺麗だったような もっとトゲトゲしてたような
すっかりぼやけてしまったけど

Thirty まだ途中だと信じて止まないんだ
悪あがきだっていいのさ 解ってくれとは言わないさ
僕の名前を叫んでくれよ 呆れてくれよ

Thirty 鏡の中の紛れもない僕は
ずっと遠くに来たような 歩き出したばかりのような
曖昧なままでそこに立っている

Thirty 眩い日々が訪れなくても
君の幸せを願って 僕の幸せを探して
今日も曲がりくねって行くよ
栄光のThirty 曖昧なThirty
眩いほどに Oh Thirty
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