空の在処

知りたいことが多すぎて君に尋ねてみるけど
答えることなく見つめる彷徨う名も知らない花

夏を知っているんだっけ 冬を知っているんだっけ
問いかけては消える花とその花を抱きしめる君

五線譜を探してさ奏でたいのは
メロディーのないカラー

この花が枯れたからもう時間切れだって薄れてく
僕はまだ聞いてない空の在処だって聞いてないよ
「嫌いだよ」
その色は僕にしか見えてないはずなのに
キレイだねって君が言うから嘘をついた
追いかけて夢を見てた 追いかけて夢を見てた
追いかけては消える花とその花を抱きしめる君

五線譜を探してさ奏でたいのは
メロディーのないカラー

この花が枯れたからもう時間切れだって薄れてく
僕はまだ聞いてない空の在処だって聞いてないよ
「嫌いだよ」
その色は僕にしか見えてないはずなのに
キレイだねって君が言うから嘘をついた

本当は教えてもらいたいんじゃない
本当はただ伝えたいだけ
花を失ってしまった君に伝えたいだけ

この花が枯れたからもう時間切れだって薄れてく
僕はまだ言ってない君が好きなんだって言ってないよ
「笑いなよ」
その色は二人しか見えてないはずだから
空の在処なんてわからなくてもいいさ
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