蝶に結いた赤い糸

君がくれた花束 枯らしてしまったり
僕があげた手紙を 何処かに無くしたり
喧嘩して 時に笑って ぶつかって 寄り添い合って
あてもなく 今日も行く この道を

君が心に差した 傘は取ってあるよ
僕もいつか誰かの 雨が止むようにと
不甲斐なく 散る日もあるし わけもなく 泣きたくなるし
壊せない 幼さに どうしょうもなく笑う

君と出逢えたはじまり 蝶に結いた赤い糸
気のせいじゃないと 気づいていたんだ
さよならと言ってみたところで 他に道なんかないのは
君のせいなんだ 心通じたこの糸のせいだ…

君が綻ぶ顔を ずっと見たかったよ
僕に向けられたくて 少し無理もしたよ
不器用で 嫌にもなるし 背伸びして でも行きたいし
壊せない 幼さに どうしょうもなく笑う

僕も信じたい永遠に 蝶に結いた赤い糸
気のせいじゃ人生 賭けたりしないよ
ありがとう 言ってみたところで 終わりなんかこないんだ
君のせいなんだ 触れてしまったこの糸のせいだ…

君と出逢えたはじまり 蝶に結いた赤い糸
気のせいじゃないと 気づいていたでしょ

僕ら信じてる永遠に 蝶に結いた赤い糸
気のせいじゃ運命 賭けたりしないよ
さよならと言ってみたところで 他に道なんかないのは
手繰り寄せ合った この糸の先
君がいたせいだ…君がいたせいだ…
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