涙が枯れるまでそばにいる

涙枯れるまで泣いた後
僕の言葉を待ってたね

君に何も聞かなかった
それが優しさだと思った
今はたとえ傷ついても
微笑む日はやって来る

そばにいてあげれば
一人じゃないことに
いつか気づいて 強くなれると
君をずっと信じてた

涙枯れるまで泣いたこと
一生のうち何回あるか?
そんな悲しみ 数えるほどだろう
涙枯れるまで泣いたこと
きっと今回初めてなんだね
どん底だって思っているけど
振り返ってみれば 大事な足跡

部屋の片隅に凭(もた)れて
顔を両手で覆いながら
指の隙間に落ちて行く
時間は静かに過ぎる

そう もしもあの時
声を掛けていたら
心の奥の見えない痛み
僕に話してくれたかな

止まない雨なんてないように
枯れぬ涙も絶対にない
頬を拭えば いつもの君さ
止まない雨なんてないように
いつしか晴れ間が見えるだろう
誰の過去にも傷はあるもの
そのうち自然に瘡蓋(かさぶた)になるよ

君を見てる君がいる
もう一人の自分
どれだけ泣いても 変わらない
本当はそう全部 知ってるのに

君が泣き疲れて眠るまで
僕はすぐそばで見守ってる
心配なんかしなくていい
思う存分 泣きなさい

涙枯れるまで泣いたこと
一生のうち何回あるか?
そんな悲しみ 数えるほどだろう
涙枯れるまで泣いたこと
きっと今回初めてなんだね
どん底だって思っているけど
振り返ってみれば 大事な足跡
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