秋霖

金色の 銀杏並木
綺麗だねって あなたは言った
秋がまた 来るたびに
いないあなたを 想っている
霖々と霖々と 雨が降る
胸を濡らして 降りしきる
逢いたくて 逢いたくて
想い出に 出来なくて
手離した その指を
今もまだ 探してる

落ちてゆく 夕日見つめ
静かにそっと あなたは泣いた
その訳を 聞いたけど
何も答えず 笑っていた
霖々と霖々と 雨が降る
今日も止まずに 降りしきる
いつまでも いつまでも
変わらない 信じてた
動けない 時の中
秋だけが 行き過ぎる

霖々と霖々と 雨が降る
寒い心に 降りしきる
逢いたくて 逢いたくて
想い出に 出来なくて
今もまだ 探してる
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