THUNDER

馬鹿馬鹿しい話をしよう
退屈な日々の真ん中で
あなたが会いに来ると聞いて
貯金を全額おろしたわ

遠くの国の星空に銃声と悲鳴が響いて、
この国じゃ皆が紺色の空の宝石を奪い合う

いつからか分からなくなった
今日と明日と昨日のこと
いつまでも続かないけれど
それでもいいから歌うのさ

孤独の剣が今夜も心臓の奥に突き刺さる
溢れ出た真っ赤な鮮血が五線譜を駆けていくだけだ

暗闇を切り裂く稲妻のあのリズムに乗って
永遠に思える一瞬に連れ出してくれよ
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