十勝のふたり

生まれ育った 十勝の風は
日高颪(おろし)か オホーツク
知らぬ間(あいだ)に この身に宿る
根性(こんじょう) 魂(たましい) 人情(ひとなさ)け
抱いて生きてる 抱いて生きてる
十勝の男

誰も見えない 運命(さだめ)の糸に
引かれ結ばれ 俺お前
所帯(しょたい) 始めは手鍋(てなべ)がひとつ
苦労も 重(かさ)ねりゃ 花になる
笑顔たやさぬ 笑顔たやさぬ
十勝の女

泣きも笑いも 分けあい歩く
こころ みちづれ めおと道
夢の重さに 幾度(いくど)も耐えて
やっとつかんだ 幸せに
交わす盃(さかずき) 交わす盃(さかずき)
十勝のふたり
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