恋にゆれて

遠くせつない初恋が あなたに重なります
バスを待つ君 風につつまれて
君の影色の中に僕は いるのでしょうか
バスのステップが 近く遠く

揺れるたびに すこし見ては 停まるたびに 恋を感じ
そちらもと 微笑む二人
触れるたびに 意識しては 先に降りる 君を見ては
見ないふり 追いかけましょうか
恋が僕を囲んで 恋が恋を造り この恋にゆれる

雨の降る日は傘の中の 後ろ姿の君でも
いつもと変らず キレイな君を
雨のしずく をはらう指も 髪をかきあげる手も
恋のカタチ みつけたような

話しかけて話しかけて 恋がすでに 話しかけて
いたのでしょう 微笑む二人
名前なんて 恋の前で それ以上の 意味はなくて
そこにいる あなたであれば
恋が僕を囲んで 恋が恋を造り この恋にゆれる

恋が僕を囲んで 恋が恋を造り この恋に
恋が僕を囲んで 恋が恋を造り この恋にゆれる

君に恋をした
君に恋をした。
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