1000年生きてる

あー
決まった言葉垂れてまたヒューマン
ちょっとステキな晒し者ね
はした命眺めて全てを無視した
額縁の中で1000年生きてるのさ

知らない偉い人が石に文字彫って祈って
気の狂った誰かがホワイトを塗りたくった
ガラクタの上でくどいプロポーズを待って
あつい口づけを交わすとき鳴りひびくクラクション

狂ったフリでごまかしていこうぜ
骨も残らぬパパママよ
ラッタッタ 口ずさんだ歌の名を知りたくて
まつり上げては落としたヒューマン
ちょっと皮肉なオクシモロンね
斜の斜に構えて全てを無視した
あなたの気持ちが1000年生きてるのさ

左利きの直し方も
消えない傷のえぐり方も
恐怖って感情の消し方も忘れたらしいし
進化か退化か分からないが
顔も見られず殺せるらしい
荒屋の生活は思い出すだけ無駄らしい

狂ったフリでごまかしていこうぜ
ちょっと笑える話をしよう
あっはっは 泣き腫らしたあの日とはお別れね
曲がって歩いて転げたヒューマン
ちょっと皮肉なアディショナルタイム
あなたの気持ちに賭けてみたいのさ

一生このまま尻尾の皮一枚で繋がれた奴隷か?
喉元に噛み付く牙はまだあるかい?
残り時間の少ないヒューマン
見ててあげるわ 楽しませて
生き汚く生きて何かを創ったら
あなたの気持ちが1000年生きられるかもしれないから
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