これは訓練ではない

not to be?

いつまでビビってんだ
舞台には上がっているのに
今さら迷ってしまうのは何故?
古傷でも疼くみたいに

最新型のイヤホン
逆相で張り付く静寂
それでも騒いでいる
ノイズは響いている
心のなか誰か呼んでいる

テールランプ見惚れていた
いつかあの日の僕と同じ不安だ
心臓に沿った空騒ぎで
掻き消してしまいたい

僕がまた僕を見る
鼓動を少し急かすように
どうせならさんざっぱら
散らかしてみようぜ
make a noise!お気の済むまで
僕はまだ問われている
一人今応答を図る
このまま可聴領域飛び越して歌う星が
惚けきって肘をついて
眠りこけちゃう前に

don't let me let me down!!
sight of タイのガーで眈々
剥がれないままの皮算用
don't let me let me down!!
sight of タイのガーで眈々
いつまで李徴ってんだ
右左脳のアイロニー

“本質”なんてバリケードで
見て見ぬふりしてた
朝露のグラスも
君の横顔を
透かした夕焼けも

僕をまだ呼んでいる
傷跡のハイで夜が鳴く
どうせならさんざっぱら
散らかしていこうぜ
make a noise!夜が明けるまで
僕はまだ問われている
一人今応答を図る
このまま可視光線引っ付かんだ
この瞳が灯る熱が
この風に浚われてしまう前に

イコライザーの遠景
LEDのような生命
時計の針は進んでく
じゃあ二度と見逃せない
今ここが現在地だ!

僕をまだ呼んでいる
誰より近くで鳴り響く
確かめて
脈打つ音が聴こえたなら
そこから本番なんだ

僕らを呼んでいる
鼓動よりも少し早く
この際、劣等感もlike a 万象!
掻き集めて
今、丁か半か、暴れ足んないんだ!!

あぁ、僕ら
何回だって傷付いて
何千回も彷徨って
光速で光る今を捉えていく
半生のボスと思しき
照準の先の自意識
銃口よ、愛であれ!
もう気付いたろう?

これは訓練じゃない

いつまでビビってんだ!
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