フライヤー feat. RHYMESTER

Once upon a time not long ago
今となっちゃもうお馴染みのこんなフロウ
作り出した ガキどもがいたんだ
こいつを広めようと 割ともがいたんだ
分かり合える仲間 数は少なかった
だから逆に 出会いは 必然 だった
FUNKY GRAMMAR 誇らしく名乗った
クルーは その後 伝説となった
思い出すぜ渋谷のプリントショップ
頭下げて回ったねレコードショップ
未だ見ぬコアな同志たちのもとへ届け……
さあ 貼りまくるぜ 撒きまくるぜ
来るぜ? 来るぜ? 来るぜ?
オレらの時代が来るぜ!

それはフライヤー フライヤー フライヤー
クソダサい手書きのフライヤー
また 風に揺られて ひ ら り
モノクロのフライヤー フライヤー フライヤー
届けてよ僕らのファイヤー
また 風に吹かれて ふ わ り
舞い上がれ Higher

キャパは100弱でも最初は四苦八苦
乾杯して夢語れば消えるキックバック
だが共にした苦楽が起こしていくミラクル
いつかその日が来ると信じ磨くラップ
日本じゃまだまだ異端のアートフォーム
特にどこにいようとアウェイだったオレらのホームが初めて出来たんだ
代々木そして下北
のちの251でソールドアウトも起きた
その後ほどなくしてそれぞれにブレイク
だがそれでもFGの夜はずっと続いていく
チョイスからのファミリー で、ナッツからのゲーム
とうにビッグネームだって同じ夢を見ている
瓶に詰めたメッセージを海に流すように
「また誰か耳を貸しますように……」

それはフライヤー フライヤー フライヤー
クソダサい手書きのフライヤー
また 風に揺られて ひ ら り
モノクロのフライヤー フライヤー フライヤー
届けてよ僕らのファイヤー
また 風に吹かれて ふ わ り
舞い上がれ Higher

いわゆる【HI・TO・ME・BO・RE】というかひと耳惚れでさ
あっという間に恋に落ちて空に向かって吠えてた
つまり【青春の日々】さ【グッド・オールド・デイズ】
叫んだんだ【We LOVE Hip Hop】なんてフレーズ
ぶっかぶっかのジーンズにポケットは空っぽ
擦った揉んだの毎日 でもいつかやってやんぞ
そう【宣言】そして握った【マイクロフォン】
唸らせてやるんだ No,Yes! あいつをそう
がらっがらでしみったれた地下のライブハウス
誓ったラップでプラスの方向へ【ラップラス】そうさ
【口から出まかせ】デタラメじゃないぜ かませ
噛まずにまわす口車 覚えとけこの名前
【FUNKY GRAMMAR】きっといつか世界を席巻
欠点だらけ だけど取るぞ 頂点の天辺
だから見て 聞いて ここに来て 気づいて
書き殴ったメッセージ 届け

何もなかった だけど全てがあった
クソッタレで愛すべき あの頃の東京
君に会いたかった 繋がりたかった
世界と繋がるためのたった一つの方法

それはフライヤー フライヤー フライヤー
クソダサい手書きのフライヤー
また 風に揺られて ひ ら り
モノクロのフライヤー フライヤー フライヤー
届けてよ僕らのファイヤー
また 風に吹かれて ふ わ り
舞い上がれ Higher
舞い上がれ Higher
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