星の伝言

気づいたら夜明けがそこまで来ていた
眠れない子供に優しい歌
向かい風に抗い底に咲く愛を
教えられ、教えて、生きていくのでしょう

星よ照らして 大切なものを守る術
燃える命を抱いて
見知らぬ地を駆ける
愛を知った先で
光る声が名前を呼ぶ

青い鳥は旅する 居場所を求めて
自分だけの巣穴で秘密の夢
そして陽が昇ってまた空へ向かう
決められた運命(さだめ)を超えていくために

星よ照らして 交わした約束守る術
触れた心の奥で
闇を纏う孤独に
痛む腕を伸ばす
その瞳を救えるなら
今日も選んだ道を行(ゆ)く

誰しもが求める特別な愛を
教えられ、教えて、生きていくのでしょう
×