梅酒ロック

少しばかり
酒も入ったんだろう
空の景色に
踊らされたんだろう
いつの間にか
どこかに向かって君は
歌い始めた

夕暮れに泣く
君を見ていた
夕闇に鳴く
君を見ていたいの
「あの人の為に」と言って
歌う君を見ていたいの

頭回る
程に酔いしれた
顔の色が
少し赤かった
オレンジ色の
空に涙するほどに
酔いしれた

夕暮れに泣く
君を見ていた
夕闇に鳴く
君を見ていたいの
「あの人の為に」と言って
歌う君を見ていたいの

いつのまにか
目もあわせないね
それでもね
何故か暖かいね
それは全部
お酒のせいなのかな
君のせいなのかな

夕暮れに泣く
君を見ていた
夕闇に鳴く
君を見ていたいの
「あの人の為に」と言って
歌う君を見ていたいの
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