テディベア

寂しくならないようにと
ママがくれたテディベア

持って出かける夜 濡れた髪
裸足のまま履いたスニーカーが
浮ついた僕を 我に返す

帰れなくなったらどうしよう
とか考えなくなっちゃった

ドアを開けても一人だから
怖がりは変われないけど

なんだか なんだか なんだか
軽い足
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