天使のなみだ

泣いたって気付かれない 叫んだって届かないのに 離してと言った言葉を
目の前で嘲笑う 天使になった 天使になったわたしは 天使のような
天使になりたかったの 守れる人に
なりたい 大切なものを抱えて 誰にも触れさせないで
強さを手にしたかった 泣いて泣いても 助けは来ない
あの雲のように何もかも覆って 心は殺した 心は要らない 傷付くのは
辞めだ もう傷付くのは辞めだ 流した涙は瓶に溢れた
大切なものすら守れないのか 力のない自分が嫌になってしまって
泣いても泣いても助けはこない あの子の顔を思い出すと
痛む 心は殺した 心は要らない 欲しいのはただひとつ
あの子を守りたかったの
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