未完の小説

新しい日々を抱きしめるたび
泣きたくなるの

今思い出は
私を困らせるためにあるのです

もうここに来ない
あなたの舟に乗らなかった
あの夜は晴れていた

そう あの日々は
私の大切な未完の小説
そうさせていて どうか許して
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