ガラスの瓶

蒼い月が 水面に揺れる 静かな夜更け
恋人たちは そっと 瞳を 見つめて誓った

ねえ 透明の キレイな ガラスの瓶を流しましょう

僕が守ってあげる 海の泡になっても
はかない音をたてて 消えない様に 抱きしめるよ

泣かないで
泣かないで 手を つなごう

冷たい海の水が 君の髪を濡らして
震える唇から 最後のささやき 聞こえた

ねえ 小指の 約束 リボンで かたく結びましょう

僕が探してあげる いつか目覚めた時に
君の笑顔がきっと 目印だよ忘れないで

笑ってよ
笑ってよ ただ君は

ねえ いつも 優しく僕を包んでいてよ
ずっと ずっと ああ

誰かに見つかったら 君に会えなくなるね
そっと瞳を閉じて 二人の愛閉じ込めよう

永遠の
永遠の 愛だから
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