プールサイドが切れるまで

想い出の海岸で泣き出さないように
二番目の親友誘ったの
決めかねたさよならに忍び寄る切なさ
「逢いたい…」と書きかけペン置いた
平凡(ありふれ)た幸福(しあわせ)選んでゆくけれど
どんなひとと生きていても
あなたを忘れない

プールサイドが切れるまで
時間を止めて…… 息を殺し歩いてく
プールサイドが切れるまで
右手のワインもしこぼしたら
悲しい手紙(goodbye)投函(おく)るわ

細波(さざなみ)に壊れてく砂の舟のようね
輝いた岸辺に帰れない
肩組んだ写真(フォトグラフ)そっとマッチ擦って
ごめんねとあなたに話したの
忘れられるよりも 憎まれ続けたい
あなただけがひとつだけの
青春だったの

プールサイドが切れるまで
時間を止めて…… 昔のままでいたいから
プールサイドが切れるまで
涙でワインもしあふれたら
あなたにもう逢えない

プールサイドが切れるまで
時間を止めて…… 昔のままでいたいから
プールサイドが切れるまで
涙でワインもしあふれたら
あなたにもう逢えない
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