マイ・マン

あたしのあのひと
そう、あたしの彼は
冷たくじめじめ
それにいつも疲れているの
物語に出てくる英雄でもないし
ルックスも良くない、コストも大きいったら、
ありゃしない
それに彼には
いつでも、二三の女が居るらしいの

そう
それがいま、あたしの彼なのよ
あたしが人生を賭けてるなんて
あのひとは知らない
だけど、いいのよ、オーライ

本当じゃないって、何になるの
どうせ、あのひとのところに戻るわ
雨が降ろうと、寒かろうと
あのひとは
そう、マイ・マン
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