ガソリン・アレイ

何もかもが うまくいかなくてさ
毎日毎日が
これじゃ 俺が生きてる事さえ無駄な気がしてきた

帰ろう
俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ
帰ろう
細い路地の あのガソリン・アレイへ

何気なく見りゃ 街並みさえも
泣いてるみたいだが
この街を離れて行く事は 間違いかも知れない
だけど
わかって欲しいんだ 俺らは決めたのさ

帰ろう
俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ
帰ろう
細い路地の あのガソリン・アレイへ

凍りつくような風が足許を吹き抜けて行くけど
ウェザー・コートは少しぼろでも とにかく汽車に乗ろう

いますぐ ここを発つのさ
俺らは決めたのさ
ガソリン・アレイの細い路地に ミルク配達のやつが
やって来る 夜明け前までに
俺らは着くはずさ

帰ろう
俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ
帰ろう
細い路地の あのガソリン・アレイへ

だけど 何だか 変なんだよ
嫌な予感がする
不吉な気持ちが苦しめるよ 何かがおきそうだ
もしも うまく行かなくってもさ 俺らを この土地へ
葬るなんて やめてくれよ
ここは 寒すぎるぜ

帰ろう
俺らが生まれた あのガソリン・アレイへ
連れてってよ
細い路地の あのガソリン・アレイへ
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