Eine Kleine Nachtmusik

彼女の机 コーヒー 曇る花瓶
闇に浮かぶ 頬杖 睨んだブルーライト

遠い国で暮らす 夢見て
頑張る 家なのに お休みの人のフォロー

ゆっくり ゆっくり 溺れるようで怖いよ
口癖 行きたくない 明日も早いの

くらい くらい 空に 分厚い雲 埋め尽くす
つらい つらい 夜に 懐かしい歌 聴くけど

こんなだっけな
あんなに好きだったメロディー

彼女の窓辺 通り雨が叩く
傘を想う もらってすぐなくした

作り置きとか 溝まで拭くとか
丁寧に生きる? ご褒美なんなの

もう無理 もう無理 今日はサボって寝たいわ
あの子と落ちるなら 世界の底だって良いのに

くらい くらい 空に 今が無駄に思えて
つらい つらい 夜に 溶けてく夢物語

くらい くらい 世界に 戦い疲れたんだね
つらい つらい 彼女は ごめん それすら美しい

彼女 走って起こした風は
いつかあの子の背中を押す風

くらい くらい 空も 分厚い雲の上は
つらい つらい 夜も 光やまぬ星座たち

もうおやすみ
変わったっていいよ

彼女に触れる日まで
焦がれて眠れ、メロディー
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