孤独だけなのに

伝え忘れた 言葉がありそう
ひとり振り向けば そこには風だけ
おまえだけが いつも見てる
夜の闇に浮かべる苦笑いを

明日を生きて行くために
心を閉ざすことだけ
覚え過ぎたみたいだ
手に入れられるものなど 孤独だけなのに

長いまつげが 確かにぬれてた
たった一度恋と呼べる人の肩に
別れを告げたとき

バラを抱き締めるたびに
すべてを捨てる勇気が
持てていたらと思う
刺以上に痛むのは 孤独だけなのに

明日を生きて行くために
心を閉ざすことだけ
覚え過ぎたみたいだ
手に入れられるものなど 孤独だけなのに
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