歩道橋

木枯らしに襟を立てる季節になっても
まだ 決められないよ
大それた夢なんか叶うわけないだろう
ただ 躊躇していた

目の前には僕の人生
階段を昇る

歩道橋の途中で足が止まった
本当に渡っていいのかなって…
通りの反対側 何が待つのか?
期待と不安に挟まれながら
さあ どうする?

太陽が沈みながら急かせるんだ
もう 時間がないって…
無理なんかしなくても こっち側を
そう 歩いて行けばいい

このチャンスをもし逃したら
信号までは遠すぎる

歩道橋の下には別の運命
渋滞している他府県ナンバー
今なら引き返せるのに 振り向きたくなる
自分に何度も問いかけながら
空 見上げる

このままずっと 歩いて行けば
君のことを失うこともない
それなりにしあわせだけど
いつか ここを渡る日が来るのかなあ Ah

歩道橋を選ぶか選ばないか
次の信号まで悩むつもりか?
僕の未来は どこまでも続いてる
こっちかあっちか 答えはないだろう Ah

歩道橋の途中で足が止まった
本当に渡っていいのかなって…
通りの反対側 何が待つのか?
期待と不安に挟まれながら
さあ どうする?
このまま 渡ろう
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