喫茶店にて

知らない間に 眠っていた
いにしえの歌 レコードの針が奏でる店

手を伸ばせば 届いた恋
振り向けばほら あなたはただ前だけ向いてた

あぁ 風のように
あぁ 雲のように
あなたの傍で 流れる歌口ずさんでた

あなたはもう 誰かのもの
甘えたくても この手を差し伸べてはいけない

あぁ 雨のように
あぁ 雪のように
あなたの傍で 囁くような恋をしている

あぁ この歌が
あぁ 終わるまでは
あなたが私だけのものでいてくれたなら

あなたが私だけのものでいてくれたなら
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