サロマの湖

胸の小箱に 仕舞ったはずの
恋に呼ばれて ここに来た
碧く清らな サロマの湖(うみ)は
あなたの澄んだ 瞳(め)のようね
今も私は 綺麗でしょうか…
そっと水面に 聞いてみる

あの日運命(さだめ)と 別れたけれど
今は一人で いる私
冬の鴎が サロマの湖(うみ)に
離しちゃダメと 鳴いて飛ぶ
燃える想いが 荷物のすべて…
そうよここまで 来たのです

指を伸ばせば 背中に届く
好きなあなたが そこにいる
赤く暮れ行く サロマの湖(うみ)に
幸せ涙 こぼれます
長い旅路の 終着駅は
あなたと生きる 北の町
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