煽り癖と泣き虫

勝手に傷付いときゃよかったな
冷たい風が心地いい 熱くなってたのかな
いつだって体から出る水はあったかいのに
口先から出る言葉 何故か冷たくなる

『そのマフラー どこで買ったの?』
『外れにある 古着屋で見たよ』
何気ない会話 落ち着かせる心
窓という窓 開けすぎない それでいい

尖ってた日々超えて
丸みに近づく僕ら
大人になっていくんだ あぁ
ささくれの今だって
笑える時が来るよ
必ずだ
実り切るその日はまだ遠い
笑おうよ ははは

懐かしい話ばかり 語り合ってたけど
これからのことだって 耕していけるよ
わかったつもりなんて ずっとしなくていい
温かいものはいつか 全て冷たくなる

『味がしない 花も灰色なの』
『いつどこで 間違えちゃっただろう』
君の苦しみを 減らしてあげたい
なのに何故こうも うまく拓けない

長い時 連れ添ったって
わからないことばかりだ
大人になってもまだ あぁ
ささくれの今だって
笑える時が来るよ
必ずだ
実りきるその日はまだ遠い
笑おうね ははは
×