Entropy

道端の犬が歩いてる 服を着て
ぶかぶかだから 笑っちゃうごめんなさい
自分見てるみたいな気分で
咳払いしてる 背伸びしてばかりでさ

いつか引き出しにしまったエントロピー
はにかんで 忘れたふりして
花束みたいには 上手く笑えないや
揺らぐ日々の中を 彷徨ってる

なんでなんで過ぎ去ってゆく
深い空を飲み込む
飛べるはずの羽もただ
ひとつ 休みが必要だね
ずっとずっと戯れあっていたい
赴くまま過ごして
また起きれる日が来るまで
そっとそっとそっと休もう

耳をすり抜けた 風の音
遠くのオレンジ
こちらまで 染まるかな

いつか引き出しにしまったラジコンカー
はにかんで 忘れたふりした
大人になる暮らし 自由になる程に
ただ 立ち止まるの 出来なくて

ずっとずっと 駆け抜けてた
大丈夫だよ ねぎらおう
飛べたはずの羽は今
泣けず 遠く見つめてるから
なんでなんで 終わりにしよう
まなざしを 自分へ
背中押すのは怖いから
そっとそっとそっと撫でるね

明日もいい日になるよ
そのために 沢山寝なくちゃね
×